Let's感染予防! 第3回「自宅での消毒の仕方のポイント・ご家族に感染が疑われる方がいる時の対応」
2023年12月11日 更新
自宅での消毒の仕方のポイント
①市販の消毒用エタノールを使用する場合
用途:手指や服、物など。
外出先などで手洗いがすぐできないような時は消毒用エタノールを使用すると良いです。
②塩素系漂白剤の次亜塩素酸ナトリウムをうすめて使用する場合
用途:衣服や物全般。
金属は腐食するので必ず水拭きをしましょう。手指の消毒などには使用できません。
<消毒液:0.05%次亜塩素酸ナトリウムの作り方>
- 家事用手袋をする。
- 500ccの洗ったペットボトルに5%次亜塩素酸なら5cc(キャップ1杯)を入れて500ccの水で薄める。
※商品によって濃度が異なりますので、注意してください。誤飲防止のためペットボトルに「次亜塩素酸ナトリウムの消毒液」などと記載しましょう。
メーカー(50音順) | 商品名 | 作り方の例 |
花王 |
ハイター キッチンハイター |
水500ccにペットボトルキャップ2.5杯 |
カネヨ石鹸 |
カネヨブリーチ カネヨキッチンブリーチ |
水500ccにペットボトルキャップ1杯 |
ミツエイ |
ブリーチ キッチンブリーチ |
水500ccにペットボトルキャップ1杯 |
<消毒をする時のポイント>
- 消毒はドアノブ、受話器、冷蔵庫、蛇口などみんながよく触る場所を中心に拭きます。
- 消毒を行う場合はスプレーで直接噴射するとウイルスが飛び散る危険性がありますので、キッチンペーパーなどに液をつけてから拭くようにしましょう。
- 次亜塩素酸ナトリウムは時間の経過とともに効果が薄れるのでその都度使い切りましょう。
消毒液の作成チラシは以下の厚生労働省チラシをご覧ください。
ご家族に感染が疑われる方がいる時の対応
- 部屋を分けましょう。感染が疑われる方の部屋は個室にしましょう。
- 感染者のお世話はできるだけ1人にしましょう。
- マスクをつけ、こまめに手を洗いましょう。
- 換気をしましょう。共有スペースや他の部屋も窓を開けっ放しにするなど換気をしましょう。
- 手で触れる共有部分を消毒しましょう。
- 汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう。汚れた衣服を取り扱う際は手袋とマスクをつけ、一般的な家庭用洗剤で選択をしましょう。
- ゴミは密閉して捨てましょう。
- ご家族、同居されている方も検温をし、特に咳や発熱などの症状がある時は職場などに行かないでください。
詳しくは以下の厚生労働省のチラシをご覧ください。