食事と栄養のおはなし
学校給食について
学校給食は、子どもたちがバランスのとれた食事を先生や友達といっしょに楽しく食べ、心のふれあう中で、心とからだの健康を増進させ、体位の向上を図ろうとするものです。食を通した人間形成や生きる力を育む食育の観点から、生涯、健康で充実した生活を送るための望ましい食生活の基礎・基本を身につけ、感謝の心や社会性を養い、伝統的な食文化の継承や国際理解なども含めた7つの目標がさだめられています。
今の学校給食の役割
給食は教育の一環として行われ、7つの目標があります。
- 健康な体づくり
- 望ましい食生活のお手本に
- 助け合い、協力して楽しく食べる
- 自然の恵みに感謝する
- 働く人たちに感謝して食べる
- 地域の食を知り、未来に伝える
- 食を通して社会のしくみを知る
給食ではこんなことに気を付けています
食文化の継承
日本に古くから伝わる行事や郷土料理、おふくろの味などを取り入れています。
かみごたえのある献立
よくかんで食べる習慣が身に付くように、かみごたえのある食品や料理を取り入れるようにしています。
安全な食品を使用
なるべく添加物や農薬の少ない安全な食品を選定して使っています。
いろいろな食品を使用
旬の食材や果物、地場産物をできるだけ取り入れるようにしています。
嗜好面だけではなく、いろいろな食品や味が体験できるようにするとともに、栄養バランスのとれた食事内容に配慮し、生きた教材となるようにしています。
生活習慣病予防に配慮
脂肪・塩分・動物性たんぱく質をとりすぎないようにするとともに、食物繊維は多くとるようにしています。
給食の献立表を見てください
給食で子どもが何を食べているのか知ることは、家庭の献立と重ならないようにすることができるだけでなく、家族の会話の糸口にもなります。「今日の給食はどうだった?」「おいしかった?」など聞くことで、食べ物や献立への関心がより深まっていくことにつながります。