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町長から新年のご挨拶

       

2023年10月04日 更新

    

 新年明けましておめでとうございます。令和3年の年頭にあたり、町民の皆様のご健勝とご活躍をご祈念申し上げます。

 南部町政2期目にあたり、皆様から寄せて頂いた期待とその使命の重大さに身の引き締まる思いでございます。まずは、第3波の新型コロナウィルス感染拡大へ備え、町民の暮らしと健康を守るために細心の注意を払って対応してまいります。町民の皆様も、改めて感染拡大を意識したお正月を過ごしていただきますようお願いします。

 新年に当たり、今後取り組む主だった5項目について申し上げご理解を賜りたいと思います。

なんぶ創生に挑戦する

 まず一つ目に、南部町の新たな可能性に挑戦するなんぶ創生への挑戦です。デジタル技術を支えるインフラ、光ファイバー網を整備しデジタル社会への対応を急がねばなりません。また本年5月1日、待望の図書館機能を持った複合施設「キナルなんぶ」がオープンします。町民の学び・交流・情報と活躍の場になることを期待しています。

子育て環境の充実と人材育成に挑戦する

 二つ目には子育て環境の充実と人材育成です。保育園の老朽化対策と自然災害への備えも加味し、関係機関のご意見をいただき令和3年度基本設計に着手いたします。

 教育は人づくりの基盤であり、未来の担い手を育成するものです。小中9年間を通して学ぶ「まち未来科」、その先にある高校生サークルや新青年団を応援していきます。そして、若者が結婚し安心して子育てできる環境を整備していくことが必要です。

健康長寿のまちづくりに挑戦する

 三つ目に健康長寿のまちづくりです。地域におけるつながりが希薄化する中で、日常的な支えあい活動の充実が必要です。「いきいき100歳体操」は43箇所に広がっており、今後も身近な集いの場と運動環境の整備を進め、転ばない筋力づくりと「まめなかや」とお互いに励まし合える集いの場を増やしていきます。その他にも充実した健診やコツチャレなんぶなど多彩な健康イベントを行ってまいります。ぜひ今年こそはご家族で参加ください。

共生と防災のまちづくりに挑戦する

 四つ目に共生と防災のまちづくりです。地球規模の気候変動によって、激甚化する災害への備えは喫緊の課題です。河川改修や砂防堰堤などの防災工事を進めながらも、地域ぐるみでの防災訓練の充実を図ってまいります。また、持続可能な開発目標SDGsをまちづくりに活かし、2050年二酸化炭素排出実質ゼロを目指すゼロカーボンシティーの取組を進めてまいります。

 行財政改革に挑戦する

 最後に五つ目は行政改革の取り組みです。町民の医療福祉の拠点である病院事業、命の水を供給する水道事業の健全な経営が重要です。町内に24時間365日、町民の命と暮らしに欠かせない医療があること。いつでも蛇口をひねればおいしい水が出ること。この公共サービスの当たり前を持続可能な状態で次世代につないでまいります。以上、これからの町政に向けた主な5項目について申し上げました。どうかご理解とご支援をお願いいたします。

 本年がコロナ禍から脱し、皆様にとって希望にあふれた年になりますようご祈念し、新年のご挨拶とします。本年もよろしくお願いいたします。

令和3年元旦

                                                    南部町長 陶山清孝

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