リフィル処方箋をご存じですか?
リフィル処方箋とは
「リフィル処方箋」とは、症状が安定している患者さんの場合、一定期間・一定回数であれば、その都度診察を受けなくても繰り返し薬をもらえる処方箋のことです。
リフィル処方箋には、処方箋内の「リフィル可」欄に医師のチェックが入っています。
リフィル処方箋を使用することにより、通院にかかる時間や費用の軽減ができるメリットがあり、その結果、医療費の抑制にも繋がります。
ご希望の場合は、かかりつけ医にご相談ください。
リフィル処方の対象となる方
主に慢性疾患などで症状が安定している方で医師がリフィルによる処方が可能と判断した方です。対象の可否については、医師にご確認ください。
リフィル処方箋の使い方
1.初回は、通常の処方箋と同様、交付日を含めて4日以内に薬局で調剤してもらいます。(調剤後は、薬局からリフィル処方箋(原本)の返却があります。なくさないように保管してください。)
2.2回目以降は、リフィル処方箋に書かれた調剤予定日(前回の処方期間が経過する日)の前後7日以内に薬局で調剤してもらいます。
3.3回目を使い終わった後は、再度医療機関を受診して、次の処方箋をもらいます。
利用上の留意点
・投薬量に制限のある医薬品(向精神薬など)や湿布薬には利用できません。
・2回目以降は、医師の診察なしで薬を受け取るため、症状の変化などに気づきやすいよう、かかりつけ薬局を決めて、服薬状況や健康状態を管理してもらいましょう。