人権尊重の町宣言(平成16年12月24日宣言)
人権尊重の町宣言
人権は人類が生きてきた歴史の中で築かれてきた最も大きな財産であり、全ての人が人間らしく生きていくために必要不可欠なものであります。1948年に採択された世界人権宣言は、全ての人が生まれながらにして、自由であり、かつ尊厳と権利について平等であるを理念とし、日本国憲法第11条でも侵すことの出来ない永久の権利として全ての国民に保障しています。しかしながら今なお同和問題等様々な差別事象があとをたたず、偏見により人としての尊厳が侵されています。
このため、同和問題、障害者、高齢者、女性、こども、外国人等へのあらゆる人権侵害が一刻も早く解消されるよう、町民と行政が一体となってそれぞれの役割を果たしていくことが必要であります。そして、お互いの人権が尊重され差別と偏見のない、お互いを認めあい、一人ひとりを大切にしていくような町づくりに資するため、南部町を「人権尊重の町」とすることを宣言します。
平成16年12月24日 鳥取県西伯郡南部町議会