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富有柿

 富有柿とは

 富有柿は岐阜県瑞穂市居倉が発祥とされている甘柿の一種で、江戸末期頃に御所柿で良質の実を付ける柿の木の枝を接ぎ木し、育成したものが広く世に知られるようになったそうです。現在、富有柿は柿の中では最も多く生産されている品種となっています。

 

 特徴

 富有柿は甘柿で、果実は丸に近い四角。果皮はツヤツヤしていて光沢があり、甘みと果汁が多いのが特徴です。産地により微妙に色や形が違に違うようで、九州北部では赤みがかっていて実が厚い傾向があり、岐阜県産などはオレンジが強くて少し実が平たいようです。

 南部町での歴史

 県内外にその名を知られている南部町の富有柿。

 戦前より、富有柿の生産を高姫、浅井、荻名等で点在して行っていましたが、昭和41年に柿園造成に対し鳥取県から補助されたことにより、生鹿野周辺の広大な土地を開拓し、多くの方の尽力のもと集団柿園へと展開し現在にいたります。

 毎年11月23日に南部町特産の富有柿を味わって食べ、その種を吹き飛ばし、距離を争う「全国柿の種吹きとばし大会」が開催されています。豪華な賞品も用意しておりますので、是非とも一度ご参加してみてください。

 

お問い合わせ

産業課

窓口:天萬庁舎 2階( 庁舎案内

電話0859-64-3783

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