すぐにできる鳥獣被害対策のポイント

イノシシ・タヌキ・カラスなどは、町内どこにでも出没します。ひとりひとりの対策が非常に重要です。

◎ポイント１　エサ場をなくす

人間が日々食事するのと同様に、鳥獣もエサのある場所に引き寄せられます。そのため、鳥獣被害を防ぐには、エサ場を取り除くことが非常に重要です。

このようなことは避けましょう

・庭にある実が生った果樹（柿の木など）を放置している。
・生ごみや野菜クズ、未収穫野菜を外（庭先、農地、山際など）に放置している。
・ペット小屋のまわり等で、エサを出したまま放置している。
・管理している竹林で、未収穫のタケノコを放置している。
・家庭菜園をしていて、ネットをかけるなどの防護対策を行っていない。

野生鳥獣は自然の中で生きています

・餌付けはしないようにしましょう。

知らない間に餌付けになってしまっていることもあります

・お墓へのお供え物は、お参りが終わったら原則持ち帰るようにしましょう。

◎ポイント２　隠れ場所・安住できる場所を減らす

鳥獣は住みやすい場所を求めて行動します。

隠れ場所をなくす

・屋根裏や床下への穴や隙間にネットを張るなどし、小動物が入らないようにする。
・テグスや防鳥ネットを張り、鳥を近寄らせない。
・定期的に草刈りをするなどし、薮や草むらを減らす。
・忌避剤を使用するなど、動物の住み着きにくい環境を作る。

※攻撃的な追い払いは、動物を興奮させてしまう恐れがあります。また、万一危害を加えてしまった場合、鳥獣保護管理法で罰せられてしまうため、なるべく近寄らない対策を心がけてください。

◎ポイント３　ワイヤーメッシュ・電気柵などで防除する

ワイヤーメッシュ・ネット柵等

イノシシやシカ等の有害鳥獣が農地への侵入を防止するには、ワイヤーメッシュ柵や電気柵の侵入防護柵を設置することが有効な対策となります。

• 南部町では有害鳥獣侵入防止策（ワイヤーメッシュ・くい等）の購入費補助事業を実施しています。
  ※毎年４～５月ごろに募集を取りまとめ、７月末ごろに町が購入した資材を各購入者へ配布。
  
  ↓ 令和７年度募集内容（参考）
  有害鳥獣侵入防止柵の募集（ワイヤーメッシュ・くい等）
  ※購入者負担率などについて、前年度と内容が異なる場合もありますので、ご承知おきください。
  ※令和７年度分の募集はすでに終了しています。